順光/逆光チェッカーの使い方
（都道府県選択版）

順光/逆光チェッカーは以下に示す３種類のバージョンを公開しています。ここでは「都道府県選択版」の使い方を説明します。

バージョン	対応地域	計算精度	使い易さ	使用制限
地図検索機能付き	世界	◎	◎	有り
都道府県選択版	日本	○	○	無し
緯度経度入力版	世界	◎	△	無し

基本的な使い方

都道府県を選択し、地図の移動・拡大で調べたい場所を表示し、地図の下にある日時設定バーで日時を指定すると、太陽位置（方位・高度）が地図上に表示されます。

はじめに都道府県選択ボックスから、調べたい場所の都道府県（地域）を選択してください。都道府県を選択すると、その都道府県の地図が表示されます。次に、地図の移動・拡大機能を使い、調べたい場所を地図上に表示してください。

地図の下の日時設定バーで、太陽位置を調べたい日付と時刻を設定してください。

上記のような日時設定バーが地図の下に表示されますので青丸のポインターを左右に動かし、太陽位置を調べたい日付と時刻に合わせてください。図1の例では、8月3日7時30分の設定となります。バーの表示は、お使いのブラウザにより図とは異なる場合があります。

地図上に太陽の向きが矢印で表示されます。赤丸は太陽の位置を表しています。

図2の例は、太陽が東に位置し、東から西に向かって日光が照射されていることを示しています。すなわち、西を向いて撮影をすれば順光、東を向いて撮影をすれば逆光となります（建物の壁面では、東面に日があたり、西面には日があたらない）。

また、図2から太陽の高さも読み取ることができます。各円が30°刻みの高度を表しています（角度（°）と円の半径方向の距離が比例）。赤丸が円の中心にあれば天頂に、一番外側の円周上にあれば地平線上にあることを意味します。この例は、太陽が地平線から約30度の高さに位置していることを示しています。

このバージョンでは都道府県の中心（付近の）緯度・経度に基づいて太陽位置が計算されます。そのため、中心部から離れるほど計算誤差が大きくなります。調べる場所によっては、もともとの計算誤差と合わせ、最大±2度程度の誤差が生じ得ます。

また、本ツールでは周囲の障害物（山や建物）の存在は考慮されません。太陽がでていても、障害物により実際には日があたらないこともあることにご留意ください。